アジャンタとエローラ観光の拠点となる
Aurangabad(アウランガバード)にある、「貧乏人のタージ」という愛称?を持つ
Bibi Ka Maqbara(ビービー・カ・マクバラー)。直訳すると「婦人の墓」の意で、ムガル帝国の版図を最大にした
Aurangzeb(アウラングゼーブ)帝の妃、Rabia-ud-Durrani(a.k.a. Dilras Banu Begum / ディルラス・バーヌー・ベーガム)の廟墓である(建設したのは、息子のAzam Shah帝)。
アウラングゼーブ帝というと、
タージ・マハルを建設した父の
シャー・ジャハーン帝とモメて(皇位継承問題)
アグラ砦に幽閉し、たしかタージ・マハル廟建設にカネをかけ過ぎていると批判もしていた。ところが帝国版図の拡大の為に散々軍事費を注ぎ込んだ為にムガル帝国の財政がかなり厳しくなってしまったとの事。という事でこちらはタージ・マハルを模しているものの、サイズを大幅に小さくした上に大理石は最中央の建物だけに用い、後は漆喰で仕上げ/装飾されている。
(この写真のみ、EF24-105mm F4L IS USM)
男兄弟どもはこちらでも
あいかわらず水棲昆虫探しである、、、
こちらは漆喰によるレリーフ
参:初めてタージマハル行った時の写真は
こちら。
(by EOS 5D + EF14mm F2.8L II USM)